浄水場再整備中

神戸市上ヶ原浄水場

千苅貯水池系統と神戸市街地を結ぶ大正期創設の浄水場

西宮市仁川百合野町にある神戸市の浄水場。1917年に完成し、千苅貯水池の水と阪神水道企業団から購入した水を神戸市街地へ送る。上水道と工業用水道を扱い、老朽化に対応する再整備が進められている。

年代・現況1917年(大正6年)完成
所在地西宮市
構造上水道施設(再整備中)、工業用水道の沈でん池2池・高速凝集沈でん池2池・排水処理施設
見学一般向けの常設見学案内は確認できない。再…

西宮市にある神戸市の浄水場

上ヶ原浄水場は西宮市仁川百合野町1番40号にある神戸市水道局の施設で、1917年に完成した。市域外に位置しながら、千苅貯水池系統の水を神戸市街地へ送る要所である。

千苅貯水池から高低差で導水

千苅貯水池の水を地形の高低差で浄水場へ導き、浄水後も標高を生かして市街地へ送る。ポンプへの依存を抑えられるため、省エネルギーと停電時の運転継続の両面で重要な系統である。

上水道と工業用水道

上水道の能力は1日70,000立方メートル、工業用水道は1日106,000立方メートル。飲用水は急速ろ過と消毒を行う一方、工業用水は沈でんを中心とし、同じ工程ではない。

100年を超えた施設を再整備

神戸市は老朽化した上水道施設の再整備を進め、耐震性、維持管理性、停電時の安定運転を高めている。2026年度水質検査計画は新施設を「稼働予定」として扱う。

公開条件は公式案内を優先

一般向けの常設見学案内は確認できない。再整備の工事区域と稼働施設があるため、所在地公開を自由入場と解釈せず、公開企画が告知された場合のみ条件に従う。

Deep research

神戸市水道局の施設案内、2026年度水質検査計画、再整備事業資料、事業ガイドラインを照合しました。上水道と工業用水道は処理目的と工程が異なるため、能力や設備を混同せず分けて記載しています。

最終確認:2026年7月28日

施設データを詳しく見る

完成年
1917年(大正6年)
敷地面積
117,142平方メートル
上水道能力
70,000立方メートル/日
工業用水道能力
106,000立方メートル/日
水源
千苅貯水池
所在地
西宮市仁川百合野町1番40号

千苅貯水池から神戸市街地までの水の流れ

  1. 1

    千苅貯水池で貯留

    神戸市北区の千苅貯水池に蓄えた水を上ヶ原系統の原水とします。

  2. 2

    高低差で上ヶ原へ送る

    地形の高低差を利用し、ポンプへの依存を抑えて浄水場へ導水します。

  3. 3

    上水道を浄水処理

    飲用の上水道は急速ろ過と消毒を行い、安全な水道水にします。

  4. 4

    工業用水は沈でん処理

    工業用水道は飲用ではないため、沈でんを中心に処理し、ろ過・塩素消毒を行いません。

  5. 5

    阪神水道企業団の受水と合わせる

    自己水源の浄水と購入水を組み合わせ、神戸市街地へ安定供給します。

  6. 6

    自然流下で市街地へ

    浄水場の標高を生かして送水し、停電時にも強い系統を構成します。

上ヶ原浄水場の年表

  1. 上ヶ原浄水場が完成

    千苅系統の浄水拠点として西宮市内に建設されました。

  2. 上水道と工業用水道を運用

    飲用水と工業用水を異なる工程で処理する神戸市唯一の施設となりました。

  3. 完成から100年

    長期供用による老朽化に対応する再整備が具体化しました。

  4. 上水道施設を再整備

    耐震性、運転継続性、維持管理性を高める更新事業が進められています。

  5. 再整備へ17.6億円を計上

    神戸市水道局の決算説明資料に主要事業として掲載されました。

  6. 新施設の稼働を計画

    水質検査計画は上ヶ原浄水場を「稼働予定」として扱っています。

見学・アクセス情報

上ヶ原浄水場は再整備中を含む稼働施設で、一般向けの常設見学案内は確認できません。

通常見学
常設案内を確認できない
自由入場
不可
所在地
西宮市仁川百合野町1番40号
工事期間
再整備の案内・立入規制を優先
問い合わせ
神戸市水道局

見学目的でも門・柵・管理区域を越えず、限定公開が告知された場合だけ主催者の案内に従ってください。

2026年度の再稼働と水質管理

2026年度 神戸市水道局水質検査計画

再整備後の上水道施設を急速ろ過・日量70,000立方メートルとして水質管理対象に組み込み、供用切替に合わせて検査します。

2026年度の扱い
稼働予定
上水道処理方式
急速ろ過
上水道能力
70,000立方メートル/日
工業用水処理
沈でん処理
工業用水能力
106,000立方メートル/日
検査体系
水源・浄水・受水・給水栓

再整備の切替時期は工事進捗で変わり得るため、神戸市水道局の最新運用案内を優先してください。

よくある質問

神戸市上ヶ原浄水場は現在も使われていますか?

神戸市は再整備を進めており、2026年度水質検査計画では新しい上水道施設を「稼働予定」としています。工業用水道も同じ拠点で扱います。

神戸市上ヶ原浄水場の水源はどこですか?

千苅貯水池です。浄水後は阪神水道企業団から購入した水と合わせて市街地へ送ります。

神戸市上ヶ原浄水場の処理能力はどのくらいですか?

上水道は1日70,000立方メートル、工業用水道は1日106,000立方メートルです。

どの地域へ水を送っていますか?

神戸市の市街地へ送ります。浄水場自体は神戸市外の西宮市にあります。

神戸市上ヶ原浄水場は見学できますか?

一般向け常設見学は確認できません。再整備中の管理施設なので、無断立入はできません。

神戸市上ヶ原浄水場の特徴は何ですか?

千苅貯水池から高低差で導水・送水でき、神戸市で唯一、上水道と工業用水道の両方を処理する点です。

神戸市上ヶ原浄水場を理解するための要点

本ページでは、神戸市上ヶ原浄水場兵庫県・西宮市浄水場として記録しています。以下は掲載資料から確認できる基本情報です。

記録上の所在地
兵庫県西宮市仁川百合野町1番40号
施設種別
浄水場
年代・供用状況
1917年(大正6年)完成
構造・形式
上水道施設(再整備中)、工業用水道の沈でん池2池・高速凝集沈でん池2池・排水処理施設
能力・容量
上水道70,000立方メートル/日、工業用水道106,000立方メートル/日

水道システムの中での役割

浄水施設は、水源から取り入れた原水の濁りや不純物を取り除き、安全な水道水へ処理する工程を担います。処理方式や能力は水源の性質、給水人口、整備された年代によって異なります。 この一般的な役割と、上記の調査本文に記載したこの施設固有の歴史・構造を分けてご覧ください。

見学・現地確認について

掲載上の見学情報は「一般向けの常設見学案内は確認できない。再整備中を含む管理施設のため、無断で場内へ立ち入らず、公開企画がある場合だけ神戸市水道局の条件に従う」です。公開日、受付方法、見学可能範囲は変更されることがあります。訪問前に管理者や自治体の最新案内を確認し、現地では指定された見学経路に従ってください。

掲載内容はページ末尾の出典・参考資料5件を基に整理しています。資料間で表記が異なる場合は、自治体・管理者の案内を優先してください。

所在地マップ

兵庫県西宮市仁川百合野町1番40号

OpenStreetMapで大きく見る ↗

ピンは公開されている登録住所を基にした位置の目安です。施設の管理区域には立ち入らないでください。

座標確認:国土地理院 住所検索

関連タグ

#現役施設#大正期#千苅貯水池#自然流下#再整備#本文監査済み#公式資料確認済み

年代・出典の扱いと現役施設を確認するときの注意はアーカイブの読み方・見学ガイドにまとめています。

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