浄水場休止潮見台浄水場管理棟:小樽市指定歴史的建造物 第47号(1993年11月24日指定)

小樽市潮見台浄水場

小樽市で2番目に整備され、歴史的な八角形管理棟を残す休止浄水場

小樽市第1次拡張工事で整備された市内2番目の浄水場。市の施設案内は1926年完成、歴史的建造物ページは工事完了を1927年12月、管理棟建築年を1927年と記載する。朝里川を水源とし、2009年から施設は休止。管理棟は小樽市指定歴史的建造物。

年代・現況1922年7月工事着手、公式資料に1926年完成/1927年12月完成の記載、2009年から休止
所在地小樽市
構造・浄水方式浄水場・鉄筋コンクリート造1階建の八角形管理棟
見学浄水場は2009年から休止中。小樽市は常…

小樽市で2番目に整備された浄水場

潮見台浄水場は、小樽市の第1次拡張工事で朝里川を水源として整備された。奥沢浄水場に次ぐ市内2番目の浄水場で、入船・松ヶ枝方面へ水を送る役割を担った。

1926年と1927年、二つの公式記録

完成年は公式ページ間で記載が異なる。小樽市水道局の施設案内は「大正15(1926)年に完成」とする一方、市指定歴史的建造物の解説は1922年7月に工事を始め「昭和2(1927)年12月に完成」と記す。さらに管理棟自体の建築年も1927年である。本ページでは一方を誤りと断定せず、施設供用・工事完了・管理棟建築など資料が指す時点の違いがあるものとして併記する。

朝里川から入船・松ヶ枝方面へ

水源は朝里川(朝里ダム系統)で、処理した水を入船や松ヶ枝方面へ送った。小樽の市街地拡大に伴う需要へ対応し、創設水道の奥沢系統を補う拡張施設として重要な役割を果たした。

八角形の管理棟が残る

場内の管理棟は1927年建築の鉄筋コンクリート造1階建。八角形平面に尖った屋根を載せ、入口アーチ上に小樽市章を掲げる特徴的な意匠を持つ。1993年11月24日に小樽市指定歴史的建造物第47号に指定された。

2009年から浄水場は休止

小樽市水道局は潮見台浄水場を2009年から休止していると案内する。2026年度の水質検査結果も豊倉・天神など現行系統を対象としており、潮見台浄水場を現役の浄水系統として扱うべきではない。

歴史的資産として現在も記録される

令和8年1月31日現在の小樽市統計書でも、潮見台浄水場管理棟は市指定歴史的建造物として掲載されている。浄水機能は休止しても、近代水道の拡張史と建築意匠を伝える資産として位置付けられている。

常設の内部公開は確認できない

所在地は潮見台4丁目143だが、現役観光施設ではない。小樽市公式情報に常設の内部公開・自由入場の案内は確認できないため、敷地内へ無断で立ち入らず、公開イベント等がある場合のみ管理者の案内に従う必要がある。

Deep research

小樽市水道局の施設案内と市指定歴史的建造物資料を照合し、創設水道に続く第1次拡張、朝里川水源、管理棟の建築、2009年からの施設休止まで整理しました。完成年は公式資料に1926年と1927年の二つの記載があるため併記しています。

最終確認:2026年9月4日

施設データを詳しく見る

水源
朝里川(朝里ダム)
市内での位置付け
2番目の浄水場
工事着手
1922年7月

歴史的建造物資料

完成記録
1926年/1927年12月

公式資料間で記載差あり

管理棟建築年
1927年
施設休止
2009年から

朝里川から入船・松ヶ枝方面までの旧水系

  1. 1

    朝里川を水源とする

    第1次拡張工事で朝里川・朝里ダム系統の水を新たな水源として利用しました。

  2. 2

    原水を潮見台へ導く

    朝里川系統から原水を潮見台浄水場へ送り、奥沢系統を補完する水源系統を構築しました。

  3. 3

    浄水場で処理

    潮見台浄水場で原水を飲用できる水へ処理しました。現在は浄水機能を休止しています。

  4. 4

    管理棟で運転を管理

    八角形平面の管理棟で、水量調整など浄水場運転に関わる管理を行いました。

  5. 5

    入船方面へ送水

    処理した水を入船方面へ送り、市街地の拡大へ対応しました。

  6. 6

    松ヶ枝方面へも送水

    松ヶ枝方面も給水対象とし、小樽市の創設水道を補う系統として機能しました。

潮見台浄水場と管理棟の年表

  1. 奥沢水源地が完成

    小樽市創設水道が始まり、後の潮見台浄水場整備の前提となりました。

  2. 第1次拡張工事に着手

    歴史的建造物資料では潮見台浄水場の工事開始をこの時期としています。

  3. 施設案内では完成年と記載

    小樽市水道局の施設案内は大正15年に完成したと説明しています。

  4. 管理棟を建築

    八角形平面の鉄筋コンクリート造管理棟が建てられました。

  5. 歴史的建造物資料では工事完成

    市の歴史的建造物ページは昭和2年12月に工事が完成したと記載しています。

  6. 管理棟を市指定歴史的建造物に指定

    管理棟が第47号の小樽市指定歴史的建造物となりました。

  7. 浄水場を休止

    小樽市水道局は施設を平成21年から休止していると案内しています。

  8. 歴史的建造物として継続記録

    浄水機能は休止していますが、管理棟は市の歴史的建造物として記録されています。

見学・アクセス情報

潮見台浄水場は2009年から休止中で、管理棟は歴史的建造物ですが、常設の内部公開施設ではありません。

施設状態
2009年から休止
管理棟
小樽市指定歴史的建造物 第47号
常設内部公開
公式案内を確認できません
所在地
小樽市潮見台4丁目143
見学時
管理区域へ無断で立ち入らない
確認先
小樽市の水道・歴史的建造物公式情報

見学目的でも門・柵・管理区域を越えず、管理者が案内する公開条件と指定経路に従ってください。

休止後の公表状況と歴史資産情報

2026年9月確認時点

潮見台浄水場は現役浄水場ではないため、現在の水質値ではなく、施設休止と管理棟の歴史資産としての公表状況を整理します。

浄水機能
2009年から休止
現行水質系統
潮見台を現役浄水系統として扱わない
管理棟建築年
1927年
構造
鉄筋コンクリート造1階建
平面
八角形
文化的評価
小樽市指定歴史的建造物 第47号

現在の飲用水の水質については、潮見台浄水場ではなく小樽市が公表する現行給水系統の最新結果を確認してください。

よくある質問

潮見台浄水場は現在も水をつくっていますか?

いいえ。小樽市水道局は2009年から施設を休止していると案内しています。

いつ完成したのですか?

公式資料に1926年完成と1927年12月完成の両方があります。管理棟の建築年は1927年です。本ページでは資料の意味を混同せず併記しています。

水源はどこでしたか?

朝里川(朝里ダム)です。

小樽市で何番目の浄水場ですか?

奥沢浄水場に次ぐ2番目の浄水場として整備されました。

管理棟にはどんな特徴がありますか?

鉄筋コンクリート造1階建で、八角形平面と尖った屋根、入口上の小樽市章が特徴です。

文化財ですか?

管理棟は1993年11月24日に小樽市指定歴史的建造物第47号に指定されています。

内部を見学できますか?

常設の内部公開制度は確認できません。管理区域へ無断で立ち入らないでください。

現在の水質データはありますか?

潮見台浄水場は休止しているため、現在の飲用水は小樽市が公表する現行給水系統の検査結果を確認してください。

小樽市潮見台浄水場を理解するための要点

本ページでは、小樽市潮見台浄水場北海道・小樽市浄水場として記録しています。以下は掲載資料から確認できる基本情報です。

記録上の所在地
北海道小樽市潮見台4丁目143
施設種別
浄水場
年代・供用状況
1922年7月工事着手、公式資料に1926年完成/1927年12月完成の記載、2009年から休止
構造・浄水方式
浄水場・鉄筋コンクリート造1階建の八角形管理棟
公表された浄水能力等
施設能力16,200立方メートル/日(休止前)
文化財等
潮見台浄水場管理棟:小樽市指定歴史的建造物 第47号(1993年11月24日指定)

施設の機能と地域での役割

浄水施設は、水源から取り入れた原水の濁りや不純物を取り除き、水道水へ処理する工程を担います。施設固有の処理方式・能力・水源は本文の出典に基づいて確認してください。 この一般的な役割と、上記の調査本文に記載したこの施設固有の歴史・構造を分けてご覧ください。

見学・現地確認について

掲載上の見学情報は「浄水場は2009年から休止中。小樽市は常設の内部公開や見学制度を案内していないため、管理区域へ立ち入らず、公開情報と公道等からの確認にとどめる」です。公開日、受付方法、見学可能範囲は変更されることがあります。訪問前に管理者や自治体の最新案内を確認し、現地では指定された見学経路に従ってください。

掲載内容はページ末尾の出典・参考資料5件を基に整理しています。資料間で表記が異なる場合は、自治体・管理者の案内を優先してください。

所在地マップ

北海道小樽市潮見台4丁目143

地図を大きく見る ↗

ピンは公開されている登録住所を基にした位置の目安です。施設の管理区域には立ち入らないでください。

座標確認小樽市公開住所・Yahoo!マップを基に位置確認

関連タグ

#休止施設#大正末期#昭和初期#朝里川#小樽市指定歴史的建造物#鉄筋コンクリート造

年代・出典の扱いと現役施設を確認するときの注意はアーカイブの読み方・見学ガイドにまとめています。

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