小樽で二番目の浄水場
潮見台浄水場は、朝里川を水源として入船・松ヶ枝方面へ送水するために整備された。工事は1922年7月に始まり、1927年12月に完成した。小樽市の水道施設では奥沢浄水場に次ぐ二番目の施設で、市域の拡大に対応した水道拡張の歩みを示している。
緩速ろ過と施設休止
浄水方式は、砂層をゆっくり通して水を処理する緩速ろ過で、施設能力は1日16,200立方メートルだった。潮見台配水池と高区配水池へ送水していたが、豊倉浄水場の増設後は稼働率が低下した。老朽化と維持費を踏まえて代替施設が整備され、2009年1月から休止している。
八角形平面の管理棟
場内の管理棟は1927年築の鉄筋コンクリート造平屋で、八角形の平面に尖頭屋根を載せ、出入口のアーチ上に小樽市章を掲げる。1993年11月24日に小樽市指定歴史的建造物となった。浄水場全体の処理施設と、文化財となった管理棟は区別して理解する必要がある。
小樽市潮見台浄水場を理解するための要点
本ページでは、小樽市潮見台浄水場を北海道・小樽市の浄水場として記録しています。以下は掲載資料から確認できる基本情報です。
- 記録上の所在地
- 北海道小樽市潮見台4丁目143番地(管理棟所在地)
- 施設種別
- 浄水場
- 年代・供用状況
- 1927年(昭和2年)12月完成
- 構造・形式
- 緩速ろ過方式。管理棟は鉄筋コンクリート造1階建て
- 能力・容量
- 施設能力16,200立方メートル/日(休止前)
- 文化財等
- 潮見台浄水場管理棟:小樽市指定歴史的建造物第47号(1993年11月24日指定)
水道システムの中での役割
浄水施設は、水源から取り入れた原水の濁りや不純物を取り除き、安全な水道水へ処理する工程を担います。処理方式や能力は水源の性質、給水人口、整備された年代によって異なります。 この一般的な役割と、上記の調査本文に記載したこの施設固有の歴史・構造を分けてご覧ください。
見学・現地確認について
掲載上の見学情報は「」です。現況や公開条件は変更されることがあります。訪問前に管理者や自治体の最新案内を確認し、水道施設の管理区域や私有地には立ち入らないでください。
掲載内容はページ末尾の出典・参考資料2件を基に整理しています。資料間で表記が異なる場合は、自治体・管理者の案内を優先してください。
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年代・出典の扱いと現役施設を確認するときの注意はアーカイブの読み方・見学ガイドにまとめています。