資料館見学可

水の歴史資料館

1912年の下水道・1914年の水道から防災まで、名古屋の上下水道100年を実物資料と展示でたどる資料館

愛知県名古屋市千種区にある、市の水道・工業用水道・下水道の歴史と防災を学ぶ無料資料館。上下水道100周年記念事業として2014年9月に開館。4つの展示室で尾張藩の木樋、浄水・配水、下水処理、浸水・地震対策を扱う。通常入館は無料で、地下式給水栓の操作講習など一部プログラムは事前申込制。

年代・現況2014年9月開館(名古屋市の上下水道100周年記念事業)
所在地名古屋市千種区
構造・形式第1~4展示室に水道・工業用水道・下水道の歴史、浄水・配水・防災関連の資料を展示する学習施設
見学無料。9:30~16:30、月曜(休日は…

名古屋の上下水道100年を伝える資料館

水の歴史資料館は、名古屋市千種区月ケ丘1丁目1番44号にある名古屋市上下水道局の展示・学習施設です。下水道供用開始100周年(2012年)と水道給水開始100周年(2014年)の記念事業として整備され、2014年9月に開館しました。歴史資料、実物の木樋、管路や浄水の写真、浸水・地震対策の展示を扱い、現役の浄水場や水処理センターではありません。[1][2][4][5]

1912年の下水道と1914年の水道を両方たどる

名古屋市の下水道は1912年11月、水道は1914年9月に供用・給水を開始しました。2000年4月の上下水道局発足を経て、2012年の下水道100周年と2014年の水道100周年を機に記録を整理し、2014年9月に当館が開館しています。下水道科学館なごやは別の展示施設で、水の歴史資料館の開館年を1989年としてはいけません。[4][5]

名古屋市上下水道局が発刊した「名古屋市下水道事業百年史」「名古屋市水道百年史」は、当館と市内図書館などで閲覧できます。百年史の内容には正誤表があるため、本文の細部を引用する際は訂正も確認します。[6]

第1展示室:尾張藩の木樋から近代浄水まで

第1展示室には尾張藩時代の上下水道を示す遺跡出土の木樋や絵図があり、水道・工業用水道・下水道の年表、上下水道布設計画、取水・浄水の歴史を紹介しています。ここで展示する木樋は出土資料であり、館の建物自体が江戸期の水道設備というわけではありません。[2][4]

写真とパネルは近代水道の整備経緯をたどるためのもので、館に浄水能力や処理水量を直接持たせる情報ではありません。[2]

第2展示室:配水・工業用水・消防水利と給水

第2展示室は配水管路の拡張史、地震対策、工業用水の役割と給水区域、消防水利や消火栓の蓋、料金制度・広報ポスターなどを扱います。普段見えない管路の整備、家庭に水を届ける仕組み、工業用水道と一般水道の違いを資料から学べる構成です。[2]

地震対策やおいしい水への取り組みは名古屋市上下水道局の事業を解説するもので、展示館自身の耐震性能や水質検査値を示してはいません。[2]

第3・4展示室:下水処理、浸水・地震への備え

第3展示室は下水管路の創設・点検、堀留・熱田水処理センターで始まった活性汚泥法、汚泥の有効利用を扱います。第4展示室は浸水対策や地震対策を紹介し、ポンプインペラの実物も展示しています。機械の実物展示と運転中の処理設備は別であり、館内展示物を稼働中のポンプと扱いません。[2]

2024年には開館10周年と給水開始110周年を記念し、歴史写真の企画展が行われました。2026年9~10月には木曽川の水源と流域連携を扱う企画展が案内されていました。企画展は期間限定で、常設展示の一部として常時開催しているわけではありません。[9][10]

防災を学ぶ講習とマンホールカード

名古屋市上下水道局は、災害時に住民が操作して飲料水を確保できる「地下式給水栓」の操作講習を当館で行っています。講習は通常入館と異なり事前申込が必要です。設備は各小中学校に整備されており、館が全市の災害用飲料水を直接供給するという意味ではありません。[1][7]

当館では「下水道供用開始100周年記念デザイン」のマンホールカードも配布しています。2026年4月更新の案内では配布時間は開館時間内、原則1人1枚、予約・郵送不可で在庫がなくなる場合があります。下水道科学館なごやで配る別デザインのカードと混同しないでください。[8]

9時30分~16時30分・入館無料、交通と団体利用

2026年11月2日時点の公式案内では入館無料、9:30~16:30、月曜(休日は直後の平日)と12月29日~1月3日が休館です。暴風警報時などには臨時閉館することがあります。団体利用は事前に連絡します。問い合わせは052-723-3311です。[1]

交通は地下鉄覚王山駅・自由ヶ丘駅から徒歩約17分、市バス月ケ丘停から徒歩約2分。駐車場は普通車18台(障害者用2台含む)で、催事などにより使えない場合があります。大型バスは事前連絡が必要です。2026年秋には11月7日・12月5日の講座、11月21日の実験教室などを予定していますが、いずれも申込・定員などが設定される催しで、通常の自由見学と同じ扱いではありません。[3][9]

Deep research

名古屋市上下水道局の館公式案内・館内マップ・アクセス、上下水道事業史、百年史の案内、災害時給水栓の講習・カード配布と2026年の催事情報を照合した。1912年の下水道開始と1914年の水道給水開始、2014年の資料館開館を区別し、通常の自由入館と予約・申込制の講習を分離して記録した。[1][2][3][4][5][6][7][8][9][10]

最終確認:2026-11-02

施設データを詳しく見る

名古屋市下水道供用開始
1912年11月

2012年に100周年。[1][5]

名古屋市水道給水開始
1914年9月

2014年に100周年。[1][4]

資料館開館
2014年9月

上下水道の100周年記念事業。[4][5]

展示室
4室

第1~4展示室に上下水道・防災等。[2]

開館時間
9:30~16:30

2026年11月の公式案内。[1]

入館料
無料

通常展示の入館。[1]

駐車場
普通車18台

障害者用2台を含む。イベント時利用できない場合あり。[3]

バス月ケ丘から
徒歩約2分

最寄りの公共交通案内。[3]

地下式給水栓の講習
事前申込

電話・申込フォームから。[7]

マンホールカード
1人1枚原則

下水道供用開始100周年記念デザイン。予約・郵送不可。[8]

上下水道100年と防災をたどる展示順

当館は展示資料館であり実際の浄水・下水処理を行う施設ではないため、館内マップに基づいて学習テーマを順に示す。[2]

  1. 1

    第1展示室で木樋と水道布設を知る

    尾張藩時代の木樋・絵図、上下水道の敷設計画・浄水史を見る。[2]

  2. 2

    第2展示室で配水・工業用水を知る

    配水管路の拡張、工業用水の給水区域、消防水利、給水・料金制度に触れる。[2]

  3. 3

    第3展示室で下水処理を学ぶ

    下水管路、堀留・熱田水処理センターの活性汚泥法、汚泥の活用を学ぶ。[2]

  4. 4

    第4展示室で災害対策を学ぶ

    浸水・地震対策とポンプインペラの実物展示を確認する。[2]

  5. 5

    百年史の資料を調べる

    館で閲覧できる水道・下水道百年史の解説・記録を確認する。[6]

  6. 6

    講習・カード配布の条件を確認

    地下式給水栓の操作講習は事前申込、マンホールカードは在庫・開館日による。[7][8]

水の歴史資料館と名古屋市上下水道の年表

  1. 名古屋市の下水道が供用開始

    2012年の下水道100周年の起点。[5]

  2. 名古屋市の水道が給水開始

    2014年の水道100周年の起点。[4]

  3. 名古屋市上下水道局が発足

    上下水道の事業史に示される組織統合。[5]

  4. 下水道供用開始100周年

    百年史の編さんと記念事業につながる。[1][5][6]

  5. 水道給水開始100周年

    上下水道の歴史を伝える展示館整備の契機。[1][4][6]

  6. 水の歴史資料館が開館

    上下水道局公式年表に記載。[4][5]

  7. 開館10周年記念の歴史写真展

    水道給水開始110周年と合わせた期限付き企画展。[10]

  8. マンホールカード配布条件を更新

    記念デザインカードの配布場所・時間・在庫を公表。[8]

  9. 木曽川水源の企画展を開催

    名水レター10月号に会期と展示テーマを掲載。[9]

  10. 上下水道の実験教室・環境講座を案内

    11月7日、11月21日、12月5日等の予定が公表。事前申込条件あり。[9]

見学・アクセス情報

2026年11月2日の館公式案内とアクセスページに基づく。通常入館と地下式給水栓講習、団体利用・催事の申込条件は異なる。[1][3][7][9]

所在地
名古屋市千種区月ケ丘1丁目1-44

郵便番号464-0043。[1][3]

入館料
無料

常設展示の通常入館。[1]

開館時間
9:30~16:30

暴風警報等では臨時休館あり。[1]

休館
月曜・12/29~1/3

月曜が休日の場合は直後の平日。[1]

団体利用
事前連絡

人数の明示的な閾値は公式案内で確認できない。[1]

地下式給水栓講習
事前申込

通常の無料入館とは別の手続き。[7]

地下鉄
覚王山・自由ヶ丘から各徒歩約17分

砂田橋から徒歩約23分。[3]

市バス
月ケ丘停から徒歩約2分

天満通二丁目から約5分。[3]

駐車場
18台・無料

障害者等用2台を含み、催事時は使用不可の場合あり。[3]

問い合わせ
052-723-3311

大型バス・団体・講習受付。[1][3][7]

見学目的でも門・柵・管理区域を越えず、管理者が案内する公開条件と指定経路に従ってください。

無料展示・講習・配布物の利用条件

2026年11月2日確認の公式案内

資料館への通常入館は無料だが、防災の地下式給水栓操作講習は予約・申込制。マンホールカードは在庫次第、原則1人1枚で郵送・予約に対応しない。2026年秋の企画展・実験教室・共育講座は特定日程の催事で、常設展示や館の処理設備の運転実績とは区別する。[1][7][8][9]

防災講習
申込制

地下式給水栓の操作講習。[7]

2026年マンホールカード配布
在庫〇(4月公表時)

来館時点の在庫は再確認。[8]

2026年11月の実験教室
11月21日予定

小学校4~6年生対象、定員16名と告知。[9]

2026年環境講座
11月7日・12月5日等

参加申込・定員条件付き。[9]

展示実物の機能と現役水道設備を混同しない。催事の日付・配布在庫は変動するため、事前に主催者の最新案内を確認する。

よくある質問

水の歴史資料館は名古屋のどこにありますか?

名古屋市千種区月ケ丘1丁目1番44号にある、名古屋市上下水道局の資料館です。[1][3]

いつ開館したのですか?

2014年9月に上下水道100周年記念事業として開館しました。水道給水開始1914年、下水道供用開始1912年とは別の年月です。[4][5]

入館料と開館時間は?

無料、9:30~16:30です。月曜(休日は直後の平日)と12月29日~1月3日が休館です。[1]

どのような展示がありますか?

4つの展示室で尾張藩の木樋、浄水・配水史、工業用水・消防水利、下水処理、浸水・地震対策などを扱っています。[2]

地下式給水栓の操作講習は自由参加ですか?

いいえ。通常の入館とは異なり、電話または申込フォームによる事前申込が必要です。[1][7]

マンホールカードをもらえますか?

下水道供用開始100周年記念デザインを配布していますが在庫次第で、予約・郵送不可、原則1人1枚です。[8]

駐車場はありますか?

無料の普通車18台分があり、障害者用2台を含みます。イベント等で使用できない場合があるため、事前に確認してください。[3]

水道百年史・下水道百年史は読めますか?

館で閲覧でき、市内の図書館などでも閲覧可能と案内されています。内容の正誤表も公開されています。[6]

2026年11月の講座は予約なしで参加できますか?

特定日に開催予定の実験教室や環境講座は参加条件・定員・申込期間が設定されています。通常の自由見学とは別に申し込んでください。[9]

水の歴史資料館を理解するための要点

本ページでは、水の歴史資料館を愛知県・名古屋市千種区の資料館として記録しています。以下は掲載資料から確認できる基本情報です。

記録上の所在地
愛知県名古屋市千種区月ケ丘1丁目1番44号
施設種別
資料館
年代・供用状況
2014年9月開館(名古屋市の上下水道100周年記念事業)
構造・形式
第1~4展示室に水道・工業用水道・下水道の歴史、浄水・配水・防災関連の資料を展示する学習施設

施設の役割と読み方

施設の用途や運用状況は種類ごとに異なります。上記の本文と出典を基に、名称・所在地・構造・沿革・地域との関係を確認してください。 この一般的な役割と、上記の調査本文に記載したこの施設固有の歴史・構造を分けてご覧ください。

見学・現地確認について

掲載上の見学情報は「無料。9:30~16:30、月曜(休日は直後の平日)・12月29日~1月3日休館。団体利用は事前連絡、地下式給水栓の操作講習は事前申込。」です。公開日、受付方法、見学可能範囲は変更されることがあります。訪問前に管理者や自治体の最新案内を確認し、現地では指定された見学経路に従ってください。

掲載内容はページ末尾の出典・参考資料10件を基に整理しています。資料間で表記が異なる場合は、自治体・管理者の案内を優先してください。

所在地マップ

愛知県名古屋市千種区月ケ丘1丁目1番44号

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関連タグ

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年代・出典の扱いと現役施設を確認するときの注意はアーカイブの読み方・見学ガイドにまとめています。