県営広域水道の歴史を学ぶ、寒川町の記念館
神奈川県水道記念館は高座郡寒川町宮山4001にある、神奈川県営水道の歴史と水の仕組みを紹介する無料の展示施設です。県営水道創設50周年を記念して、寒川第1浄水場の旧送水ポンプ所を活用し、1984年に整備されました。現役の浄水設備とは別の展示用途であり、現在の浄水処理能力を記念館の能力として記述しません。[1][2][7]
1930年代のポンプ所を転用、1984年に公開
県営水道は1933年4月に日本初の県営広域水道として発足しました。寒川第1浄水場の送水ポンプ所は1936年4月に設置され、旧設備の建物を活用した水道記念館が1984年3月に誕生。1984年4月から無料一般公開されました。旧ポンプ施設の設置日と記念館の開館日は異なります。[2][8]
1985年には近代水道百選に選定され、2013年には旧送水ポンプ所を含む「神奈川県営水道施設群」が土木学会選奨土木遺産に認定されています。指定対象を館の展示装置や隣接庭園全体へ無条件に拡大しません。2003年には建物・展示を改修し、参加体験型の展示施設として再公開しています。[2][3][7][8]
1階の水体験と2階の県営水道史
県が公開している2017年の館内紹介では、1階に水道水を飲める「アクアバー」、水鉄砲の水力で水車を回す「アクアガンシュート」などの体験展示が案内されていました。2階では県営水道創設時の資料や近代水道の歴史映像、浄水の仕組みが紹介されています。これは当時の展示内容であり、現在すべての装置が稼働していることを意味しません。[3][4]
神奈川県の現行利用案内は「展示品は一部休止あり」と明記しています。2025年の企業庁資料も展示機器の老朽化を課題に挙げているため、特定の遊具や飲水装置を目当てに訪れる場合は館へ事前に確認してください。[1][7][8]
旧ポンプ所の建物と「水の広場」
記念館は旧ポンプ所を展示用途に転用した歴史的建造物です。県の2025年調査資料では、本館を鉄筋コンクリート造地上2階建て・中2階ありと記し、敷地面積16,829.74㎡、建築面積607.18㎡(倉庫等含む)、延床面積907.9㎡(同)としています。これは当時の調査資料の施設規模であり、展示有効面積やポンプ能力とは区別します。[7][8]
館の前には、1984年に整備された和風庭園「水の広場」があります。水道記念碑、寒川第1浄水場創設時の旧正門、水童のブロンズ像など、県営水道の歩みを伝える屋外要素も紹介されています。庭園の水景と送水ポンプの稼働状況は別です。[2][4][5]
2025年の運営見直しと2026年の公開状況
神奈川県企業庁は2025年、展示の老朽化・運営費増大に対応するため、開館時間の短縮と週2日の休館、民間事業者の活用可能性を探る調査を公表しました。ただしサウンディング調査の実施は施設売却や民間事業化の決定ではなく、同資料は事業スキームを未定としています。[7][8]
その後も神奈川県の公式ページは2026年9月に更新され、公開案内を掲載しています。2026年6月6日には水道週間イベントの会場にも使用されました。過去の広報ページには変更前の9:30~16:30が残っていますが、訪問条件には更新日の新しい記念館専用ページを優先します。[1][5][6]
通常期11~16時、夏期は別時間・休館設定
2026年11月2日時点の館公式案内では、通常期の開館は11:00~16:00、7・8月は9:30~16:30です。月曜と木曜が休館ですが7・8月の木曜は開館し、祝日と重なる場合の振替規定があります。12月29日~1月3日と2月第4週の月曜~金曜も休館です。入館料は無料。庭園の利用時間も通常期は11:00~16:00です。[1]
20名以上の団体見学は申込書を使い、0467-74-3478へ事前連絡が必要です。JR相模線寒川駅から徒歩約17分、駐車場あり。車いす利用者や大型バスは専用駐車場への案内があるため事前に電話で相談します。古い観光ページの時間表記ではなく、来館前に県の開館カレンダーと最新のお知らせを確認してください。[1]
Deep research
神奈川県の記念館利用案内、施設沿革、過去の展示紹介、2025年企業庁資料と2026年催事案内を照合した。旧送水ポンプ所と1984年の展示館開館を区別し、2025年の運営見直しは検討事項と実施済みの開館条件を分けて記載した。2017~2023年の展示事例は現在稼働を保証しない。[1][2][3][4][5][6][7][8]
最終確認:2026-11-02
施設データを詳しく見る
- 県営水道創設
- 1933年4月
- 旧送水ポンプ所設置
- 1936年4月
- 水道記念館一般公開
- 1984年4月
- 本館構造
- RC造2階建
- 敷地面積
- 16,829.74㎡
- 建築面積
- 607.18㎡
- 延床面積
- 907.9㎡
- 通常期の開館
- 11:00~16:00
- 団体申込
- 20名以上
- 入館料
- 無料
日本初の県営広域水道として開始。[2]
ポンプ所と記念館の開館年を分離。[2][8]
記念館は同年3月に整備。[2]
中2階あり。2025年のサウンディング資料掲載。[8]
2025年資料。和風庭園等を含む敷地。[8]
倉庫等含む。館内展示面積ではない。[7][8]
倉庫等含む。2025年調査資料。[8]
2026年9月更新、7~8月は9:30~16:30。[1]
申込書・電話による事前連絡。[1]
庭園も時間・閉門に注意。[1]
館内と旧水道施設の歴史を学ぶ見学の流れ
記念館は現在の給水工程を担う設備ではないため、展示と屋外遺構を順に学ぶ流れとして整理する。[1][2][3][4]
- 1
旧ポンプ所の外観を確認
1930年代の寒川第1浄水場送水ポンプ所を展示用途に改築した建物の外観を見る。[2][8]
- 2
県営広域水道の創設史に触れる
1933年に始まった神奈川県営水道の資料と送水の歴史を学ぶ。[2][3]
- 3
1階の体験展示を確認
2017年案内にある水を使う展示装置は、一部休止中の可能性があるため館で稼働状況を確認する。[1][3]
- 4
2階の水道史・浄水解説を見る
創設期の資料、近代水道史や浄水の仕組みに関する展示を学ぶ。[3]
- 5
水の広場・記念碑を巡る
庭園と水道記念碑・旧正門・水童像などの屋外施設を見る。[2][4]
- 6
現行公開条件を再確認する
季節別の時間、月曜・木曜休館、特別休館、団体予約の条件を確認して退出する。[1]
神奈川県水道記念館と旧送水ポンプ所の年表
神奈川県営広域水道を創設
県営水道として広域給水を開始。[2]
寒川第1浄水場の送水ポンプ所を設置
のちの記念館の前身施設。[2][8]
水道記念碑を建立
県営水道の竣工を記念。[2]
水童のブロンズ像を寄贈
和風庭園「水の広場」の噴水へ設置。[2]
水道記念館を整備・無料一般公開
県営水道創設50周年記念として旧ポンプ所を転用。[1][2]
近代水道百選に選定
旧ポンプ所を活かした水道遺産としての評価。[2]
展示・建物を改修
2003年に参加体験型展示へ更新。[3][7][8]
土木学会選奨土木遺産に認定
旧送水ポンプ所を含む神奈川県営水道施設群。[2][8]
寒川町との活用連携会議を設置
地域活性化を含め館の今後を検討。[7]
開館時間・休館日を見直し
通常期11~16時、月曜・木曜休館へ変更。[1][7]
活用可能性のサウンディング調査
民間事業者から意見を募る段階で、用途変更や譲渡を決定したものではない。[8]
水道週間イベントの会場に使用
神奈川県企業庁の広報催事を開催予定として公表。[6]
見学・アクセス情報
2026年9月24日更新の神奈川県公式利用案内を優先し、旧広報ページに残る変更前の開館時間を適用しない。[1][5]
- 所在地
- 神奈川県高座郡寒川町宮山4001
- 入館料
- 無料
- 通常期
- 11:00~16:00
- 7~8月
- 9:30~16:30
- 定例休館
- 月曜・木曜
- 特別休館
- 12/29~1/3、2月第4週月~金
- 団体
- 20名以上は事前申込
- 公共交通
- JR寒川駅から徒歩約17分
- 駐車場
- 一般用あり
- 電話
- 0467-74-3478
郵便番号253-0106。[1]
館内展示の一部休止に注意。[1]
7~8月を除く。[1]
この期間は木曜も開館。[1]
祝日と重なる場合の振替規定あり、夏の木曜は除く。[1]
開館日カレンダーも確認。[1]
申込書と電話0467-74-3478。[1]
JR相模線。[1]
車いす利用者・大型バスは別途事前相談。[1]
館の問い合わせ・団体申込。[1]
見学目的でも門・柵・管理区域を越えず、管理者が案内する公開条件と指定経路に従ってください。
2025年の運営検討と2026年の開館を区別
2025年企業庁資料と2026年9月公式案内
2025年の企業庁資料は、老朽展示装置、運営費負担、民間活用可能性の検討を説明するもので、2026年時点で施設が譲渡・廃止されたことの証拠ではない。現行公式案内では一般公開が続き、季節別の開館時間と団体申込方法が示されている。2017年紹介の個別遊具は全稼働とは断定しない。[1][3][7][8]
- 2025年の課題
- 展示装置の老朽化
- サウンディング調査
- 2025年4~5月
- 現況(2026年11月確認)
- 公式開館案内あり
- 個別展示の稼働
- 一部休止
改修費・維持費を議論。[7][8]
民間事業者から活用案を聴く段階。[8]
無料、通常期11~16時。[1]
機器別に最新状況の確認が必要。[1]
敷地・建物規模は2025年資料。直営・民間委託・所有権、施設稼働は混同しない。
よくある質問
神奈川県水道記念館は現在開いていますか?
はい。2026年9月更新の県公式ページで開館案内がありますが、季節ごとに時間・休館日が変わり、展示の一部は休止中です。[1]
入館料と通常の開館時間は?
無料で、通常期は11:00~16:00です。7~8月は9:30~16:30です。[1]
木曜日も休館ですか?
通常期は月曜と木曜が休館ですが、7~8月の木曜は開館します。祝日による振替や特別休館はカレンダーで確認してください。[1]
20人で見学するとき予約が必要ですか?
20名以上は申込書を使って電話で事前連絡が必要です。希望が必ず通るとは限りません。[1]
館はいつできましたか?
県営水道創設50周年を記念して1984年3月に整備され、4月から無料一般公開されました。前身は1930年代の送水ポンプ所です。[2][8]
建物は文化財や土木遺産ですか?
旧送水ポンプ所を含む神奈川県営水道施設群は2013年に土木学会選奨土木遺産となり、1985年に近代水道百選にも選ばれています。[2][8]
アクアバーや水遊び装置は今も使えますか?
過去の館内紹介には載りますが、県は現在の展示品に一部休止があると明記しています。目的の設備は事前に確認してください。[1][3]
記念館は民間売却されたのですか?
2025年の資料は民間活用の可能性を検討する市場調査で、事業スキームは未定です。売却決定と解釈しません。[7][8]
駐車場はありますか?
はい。一般駐車場があり、車いす利用者や大型バスは専用駐車場への案内のため事前に館へ相談します。[1]
神奈川県水道記念館を理解するための要点
本ページでは、神奈川県水道記念館を神奈川県・高座郡寒川町の資料館として記録しています。以下は掲載資料から確認できる基本情報です。
- 記録上の所在地
- 神奈川県高座郡寒川町宮山4001
- 施設種別
- 資料館
- 年代・供用状況
- 1984年3月設置・同年4月一般公開(旧送水ポンプ所は1936年4月設置)
- 構造・形式
- 旧送水ポンプ所を転用した鉄筋コンクリート造地上2階建(中2階あり)。敷地には和風庭園「水の広場」
施設の役割と読み方
施設の用途や運用状況は種類ごとに異なります。上記の本文と出典を基に、名称・所在地・構造・沿革・地域との関係を確認してください。 この一般的な役割と、上記の調査本文に記載したこの施設固有の歴史・構造を分けてご覧ください。
見学・現地確認について
掲載上の見学情報は「無料。通常期11:00~16:00、7・8月9:30~16:30。月曜・木曜(7・8月の木曜除く)、年末年始、2月第4週平日など休館。20名以上は事前申込。2026年11月確認。」です。公開日、受付方法、見学可能範囲は変更されることがあります。訪問前に管理者や自治体の最新案内を確認し、現地では指定された見学経路に従ってください。
掲載内容はページ末尾の出典・参考資料8件を基に整理しています。資料間で表記が異なる場合は、自治体・管理者の案内を優先してください。
所在地マップ
神奈川県高座郡寒川町宮山4001
地図を読み込むとGoogle マップへ通信します。
地図は公開住所をもとに検索表示しています。施設の管理区域には立ち入らないでください。
地図検索:公開住所による地図検索 ↗関連タグ
出典・参考資料
- 1神奈川県「神奈川県水道記念館」(2026年9月更新の利用・休館・アクセス)↗本文に戻る ↑
- 2神奈川県「水道記念館の歴史」(前身・碑・土木遺産)↗本文に戻る ↑
- 3神奈川県観光情報「新年に心を清める!寒川コース」(2017年時点の館内展示)↗本文に戻る ↑
- 4神奈川県「寒川町にある水道記念館に行ってきました!」(2023年時点の展示と庭園)↗本文に戻る ↑
- 5神奈川県「県営水道創設90周年!」(水道と展示館の広報活動)↗本文に戻る ↑
- 6神奈川県「水道週間」(2026年6月6日の記念館会場の催事)↗本文に戻る ↑
- 7神奈川県企業庁「2025年企業局報告資料・水道記念館のあり方検討」(運営見直しと構造)↗本文に戻る ↑
- 8神奈川県企業庁「水道記念館サウンディング型市場調査実施要項」(2025年4月7日、施設変遷と検討段階)↗本文に戻る ↑
年代・出典の扱いと現役施設を確認するときの注意はアーカイブの読み方・見学ガイドにまとめています。