浄水場現存

青森市堤川浄水場

青森市南西部にある1981年完成の浄水場。下湯ダムから放流される堤川の酸性原水を、凝集沈殿・急速ろ過・前塩素処理で浄水する。

年代・現況1981年完成、2004年11月第2期工事完成
所在地青森市
構造凝集沈殿・急速ろ過・前塩素処理
見学平日見学可(堤川浄水場へ事前に電話予約)

青森市の拡張水道を担う浄水場

堤川浄水場は、増加する水需要へ対応するため青森市南西部に整備され、1981年に第1期施設が完成した。2004年11月には第2期工事が完成し、現在の施設能力は1日61,000立方メートルである。

下湯ダムと堤川の酸性原水

水源は下湯ダムから放流される堤川の表流水である。堤川原水は年間平均pH3〜4の酸性を示すため、一般的な河川水とは異なる水質条件を前提に処理する必要がある。浄水場の完成は1981年、下湯ダムの完成は1989年であり、同じ年ではない。

凝集沈でんと急速ろ過

原水の状態を連続監視し、薬品注入量を調整しながら凝集沈でんを行う。大きな濁りを沈めた後、1日120メートルの速度で急速ろ過し、塩素処理を経て水道水にする。

系統ごとの水質管理

青森市は原水、浄水場出口、蛇口に検査地点を設け、月別結果と年度ごとの水質検査計画を公表している。令和8年度計画ではPFOS・PFOAを含む検査項目と頻度も確認できる。

平日の予約見学

施設見学は平日に事前予約で受け付ける。自由入場ではないため、堤川浄水場へ電話し、日時・人数・当日の注意事項を確認してから訪問する。

Deep research

青森市の施設案内、水道事業史、令和8年度水質検査計画を照合し、酸性原水の性質、二期に分かれた整備、急速ろ過工程、見学条件、水質管理を整理しました。下湯ダムの完成年と浄水場の通水年は別の出来事として区別しています。

最終確認:2026年7月28日

施設データを詳しく見る

所在地
青森市大字野沢字稲荷沢58番地4
施設能力
61,000立方メートル/日
水源
下湯ダムから放流される堤川表流水
原水の特徴
年間平均pH3〜4の酸性水
ろ過方式
凝集沈でん・急速ろ過・前塩素処理
急速ろ過速度
1日120メートル

青森市の処理方式説明

下湯ダム・堤川から青森市街地までの水の流れ

  1. 1

    下湯ダムで貯留

    上流の下湯ダムが堤川の流量を調整し、青森市の水道原水となる水を放流します。

  2. 2

    堤川から取水

    酸性を示す堤川表流水を取り入れ、原水水質を連続監視しながら浄水場へ導きます。

  3. 3

    薬品で凝集

    原水のpHや濁りに応じて薬品注入を制御し、微細な濁質を沈みやすいフロックへまとめます。

  4. 4

    沈でんと急速ろ過

    沈でん池で大きなフロックを除き、急速ろ過池の砂層を通して残る細かな濁りを取り除きます。

  5. 5

    消毒して配水

    塩素処理と水質確認を経た水道水を、青森市の配水系統へ送り出します。

堤川浄水場の年表

  1. 新たな水源と浄水場を計画

    人口増加と水需要の拡大へ対応するため、堤川系統の開発が進められました。

  2. 第1期施設が完成

    堤川浄水場が完成し、酸性河川水を扱う新たな給水系統が稼働しました。

  3. 下湯ダムが完成

    浄水場より後に上流のダムが完成し、水源の安定化が進みました。

  4. 第2期工事が完成

    施設増強により、現在案内されている日量61,000立方メートルの体制が整いました。

  5. 系統別水質結果を継続公表

    青森市は浄水池などの検査結果を月ごとに公開しています。

  6. PFOS・PFOAを含む検査計画

    令和8年度計画で原水、浄水場出口、蛇口の検査頻度と過去値を公表しました。

見学・アクセス情報

堤川浄水場は平日の予約見学を受け付けていますが、自由入場できる施設ではありません。

一般見学
平日に事前予約で受付
予約先
堤川浄水場

電話 017-739-5242

所在地
青森市大字野沢字稲荷沢58番地4
自由入場
不可

稼働中の衛生管理施設

訪問前確認
日時・人数・見学条件を電話確認

見学目的でも門・柵・管理区域を越えず、限定公開が告知された場合だけ主催者の案内に従ってください。

令和8年度計画で公表された水質管理値

令和8年度水質検査計画に掲載された過去3年間の最大値等

青森市が検査頻度設定に用いた堤川浄水場系の代表値です。単月の測定値ではなく、計画策定時の過去値として読みます。

一般細菌
0 CFU/mL
大腸菌
不検出
濁度
0.1度未満
pH値
7.52
硬度
166mg/L
総トリハロメタン
0.022mg/L
PFOS・PFOA
0.000005mg/L未満

最新の飲用判断には、青森市が公表する当該月の検査結果を優先してください。

よくある質問

青森市堤川浄水場は現在も使われていますか?

はい。1981年完成後も青森市の基幹浄水場として稼働し、2004年に第2期工事が完成しています。

青森市堤川浄水場の水源はどこですか?

下湯ダムから放流される堤川の表流水です。原水は年間平均pH3〜4の酸性を示します。

青森市堤川浄水場の処理能力はどのくらいですか?

青森市の現行案内では1日61,000立方メートルです。

どの地域へ水を送っていますか?

青森市の堤川系統へ配水します。配水境界は運用によって変わるため、固定した町名一覧とは限りません。

青森市堤川浄水場は見学できますか?

平日に事前電話予約で見学できます。自由入場ではなく、堤川浄水場へ日時や人数を確認する必要があります。

青森市堤川浄水場の特徴は何ですか?

酸性の堤川原水に対応し、薬品注入を制御しながら凝集沈でんと急速ろ過を行う点です。

青森市堤川浄水場を理解するための要点

本ページでは、青森市堤川浄水場青森県・青森市浄水場として記録しています。以下は掲載資料から確認できる基本情報です。

記録上の所在地
青森県青森市大字野沢字稲荷沢58番地4
施設種別
浄水場
年代・供用状況
1981年完成、2004年11月第2期工事完成
構造・形式
凝集沈殿・急速ろ過・前塩素処理
能力・容量
61,000立方メートル/日

水道システムの中での役割

浄水施設は、水源から取り入れた原水の濁りや不純物を取り除き、安全な水道水へ処理する工程を担います。処理方式や能力は水源の性質、給水人口、整備された年代によって異なります。 この一般的な役割と、上記の調査本文に記載したこの施設固有の歴史・構造を分けてご覧ください。

見学・現地確認について

掲載上の見学情報は「平日見学可(堤川浄水場へ事前に電話予約)」です。公開日、受付方法、見学可能範囲は変更されることがあります。訪問前に管理者や自治体の最新案内を確認し、現地では指定された見学経路に従ってください。

掲載内容はページ末尾の出典・参考資料5件を基に整理しています。資料間で表記が異なる場合は、自治体・管理者の案内を優先してください。

所在地マップ

青森県青森市大字野沢字稲荷沢58番地4

OpenStreetMapで大きく見る ↗

ピンは公開されている登録住所を基にした位置の目安です。施設の管理区域には立ち入らないでください。

座標確認:国土地理院 住所検索

関連タグ

#現役施設#昭和期#急速ろ過#堤川#見学は要予約#本文監査済み#公式資料確認済み

年代・出典の扱いと現役施設を確認するときの注意はアーカイブの読み方・見学ガイドにまとめています。

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