建設の背景
バブル経済期の宅地開発と人口増加を背景に、盛岡市は平成初期にさらなる給水能力の増強を計画した。中津川(北上川支流)を水源として市の南西部に建設された新庄浄水場は1995年(平成7年)に完成し、市内で最も新しい浄水場となった。
施設の特徴
急速ろ過方式による処理能力は日量33,000立方メートルで、盛岡市内の浄水場の中でも最大規模を誇る。最新のコンピュータ制御を導入し、24時間の自動監視体制で安定した浄水を供給している。
施設内に整備された「水と杜の広場」は緑豊かな公園として市民に開放されており、平成期の優れた地域づくりとして国土交通省の「手づくり郷土賞」を受賞した。水道施設と自然環境が融合した空間として、憩いの場と教育の場を兼ねた珍しい施設である。
現況
現在も盛岡市最大処理能力を持つ基幹浄水場として稼働しており、事前予約で見学が可能。「水と杜の広場」は年間を通じて開放されており、水道施設としての役割と市民の憩いの場としての機能を両立している。
出典・参考資料
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