建設の背景
盛岡市南西部の生出地区は、昭和40年代に市街地が拡大する中で安定した水供給が求められるようになった。岩手山麓の豊富な地下水脈に恵まれたこの地域に、1966年(昭和41年)、地下水系浄水場として生出浄水場が完成した。
施設の特徴
岩手山からの伏流水・地下水を水源とし、塩素消毒のみで飲料水基準を満たす非常に良質な原水が得られる。凝集・沈殿・ろ過などの複雑な処理工程が不要なため、設備はシンプルで維持管理コストが低い。処理能力は日量4,295立方メートルと他の盛岡市内浄水場と比べると小規模だが、高地に位置することから自然流下で市南西部地区へ給水できる利点を持つ。
現況
施設は現在も稼働しており、盛岡市南西部地区への水道供給を担っている。一般公開はされていないが、岩手山の恵みである良質な地下水を活用した水道供給の歴史を示す施設として重要な位置づけにある。
出典・参考資料
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